■ 魂のアニメ ■



※数が増えたら分離予定

【未来少年コナン】 
私に子供が出来るなら絶対見せたいアニメ。
 カリオストロやら、マモーやらナウシカやら、ラピュタやらある宮崎アニメの中でも、 妙な寂しさと一転してのワクワク感。勝負の早さはこれが一番。  元祖的な力がそこにはある。
 映画版は、テレビ版をあまりに凝縮しすぎた二本立て映画のおまけ映画であるが、手短に全体を知るには丁度いい。 テレビ版は、30分での起伏が盛り込まれているため、続けてみると若干助長ではある。
       

【あしたのジョー2】 故人・出崎統氏の作風溢れる鬼気迫るアニメ。 1も出崎演出ではあるが、2になりストーリーも原作無視の勢いで、演出がすごい以前に原作とは別物になっている。
 終戦時期の生まれなせいか戦時描写のリアルさは昭和アニメでもかなり高い。 金竜飛戦の出来は異常。怖い。 原作はどこまでもチンピラ矢吹だが、アニメはボクサー矢吹として燃え尽きる感がでていて素晴らしい。
 映画版は、テレビ版の集大成ではあるが、あまりに加筆が多いので別物くらいの勢いがある。


【新世紀エヴァンゲリオン】  前世紀末を代表する超人気アニメ。
 聖書・神話からチョイスされたキーワード・逸話、軍事ネタ、原子力ネタ、あらゆる謎で敷きつめられながらも、
 メカアクションのカッコよさ、漢字羅列のカッコよさ、ヤマトを思わせる専門用語のカッコよさ、萌えキャラと、
 あますことなく積み上げられた作品。 本編アニメは狙ってか批判をうけてか、話が収束しておらず、
 夢オチでは済まないものがある。 映画で何度も続編が公開されているが、話の収束は永久にされないものと思われる。


【機動武闘伝Gガンダム】  正統派ガンダムとは、路線を180度狂わせてしまっている、異色ガンダム作品。
 島本和彦が監修しており、脱線っぷりや、ダイモスを彷彿とさせるガンダムファイトには圧巻。
 各人の超人っぷりもすさまじく、冷静に見てしまうと奥の浅い陳腐なストーリーに愕然とするが、
 ノリと勢いだけはある。 馬鹿っぷりを楽しむ視点でみれば楽しめる。