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 2004年 個人的 心のゲーメスト大賞

    あくまで、個人レベルのものであること、PCのゲームとアーケードゲームしか
    普段目にしてないことをご了承ください。
    クエストDやグラディウスVが気になっているのですが、
    プレイする機会がありません。(余談)
    尚、挿絵はあくまで当方個人のイメージ画です。実際の作品とは関係ありません。

  第1位 洞窟物語


      2004年12月に完成した、開発室PIXELの作品。フリーゲーム。
      内容は、ジャンプ&ショットを基本としたアクションシューティング。
      BGMやグラフィックはファミコンテイストだけど、
      それがまた、いい。
      RPG要素(風味?)を上手く融合させてあって、
      成長感を楽しめたり、ゆったりプレイすることも可能であったり
      会話によるストーリーの展開により、状況を把握しやすいし、
      ムービーなどのビィジュアルイベントもないので嫌味がない。
      体力回復やセーブポイントも多く、うまく敷居を下げてある。
      謎的要素は、チラ見させることで探求心をあおる作り。
      クリア後も、探求心が消えずプレイできる。
      自力では全ての謎を解き明かすことは、無理だったが、
      攻略サイト(開発室PIXEL自前)があり、深さを再確認。
      何度も楽しめる深さがある。

  第2位 ハイパーストリートファイターU


      2003年 カプコン製。PS2等にも移植されているが、
      アーケード作品として評価。
      ストリートファイターシリーズ15周年記念作品。
      発売前の発表で初代からXまでのキャラを使用可とあったので
      ストTのキャラがそのまま登場すると思い超期待していたが、
      発表の指した初代というのは、初代ストUのことであった。
      ストUのシステムでストTキャラが暴れまわる姿が見たかった。
      カプコンが作ってくれないなら俺が作ってやる!と思いながら、
      版権が怖いので、絶句しているうちに恐ろしく時間が過ぎてしまった。
      (ま、そんな作れる実力もないけど)
      本来のゲームの評価がなぜ今年かというと、
      インカムが変わらず多いため。
      発売当初から、プレイ人口が多い感じはしない。
      しかしインカムはトップだったりしてる。対戦によるものだと思う。
      対戦のレベルも凄まじいものになってきた。
      高機動な格闘ゲームに限りなく近づいたXキャラの動きは凄まじい。
      そして、判定が荒く破壊力が半端じゃない旧シリーズも凄まじい。
      シンプルなゲーム性に今でも充分ハマる。
      ハイパーは下克上が楽しいゲームだと思う。

  第3位 GalShell


      2004年2月に南アフリカからヨーロッパまでの自転車旅行から
      帰国されたサイクリンガー明氏の作品。
      フリーの横シューティングゲーム。
      過去に製作されていた作品のリメイク?らしいが、
      実質4ヶ月ほどの超スピードで完成されたもの。
      各所でエログロシューティングと説明されているが、
      内容的には、ホーミング弾と
      肉玉(アイテム)によりパワーアップするノーマルショットの二つを武器とする
      シンプルなシステムのシューティング。
      弾幕&高速弾ではあるが、それは適度なもの。
      敵に張りついて『撃ち込む』ことを良しとするゲーム性が全面に押し出されており
      近距離での避け&撃ち込みが快感かつ、攻略の糸口となる。
      そこに麻薬的な面白さがあり、今年最もハマったシューティングである。

  第4位 UrbanUprising


      デザエモンで実績を持たれるoda氏の作品。
      フリーの縦シューティングゲーム。
      デザエモンで製作されていた作品の移植版らしい。
      難易度は高め。
      自機に連動するポッドが標準装備されている。
      ショットのパワーアップは、案外すぐに最強になる。
      最強装備になると、パワーアップアイテムは出てこず、
      代わりに点数アイテムが出るのでコレでエクステンドを狙うのも熱い。
      ゲーム本来の肝は、パワーアップゲージを使用した
      『ハイパー』と『スロー』の連動性。
      ハイパー使用時に、ハイパー弾で敵弾を消すとスローゲージが急上昇。
      スロー使用時に、カスリをすると、ハイパーゲージが急上昇。
      上手くいけば、ボンバー的な『ハイパー』と『スロー』を
      絶やさず使って戦える。
      その他にもショットでパワーアップアイテムの通過を遅延できたり、
      雑魚の動きが細かいなど、手抜きの見られない完成度の非常に高い作品。

  第5位 robotron blitz


      RETRO REMAKES COMPETITION 2004の作品。
      生身のプレイヤーが、マシンガンと、制限付きの緊急回避だけを武器に
      ロボットに囲まれた状態から戦う、アクションシューティング。
      難易度が激烈に高く、一面を一度しかクリアしたことが無い。
      ボスもいるらしいので、辿りついてみたいものだ。
      他にもたくさん心に残ったゲームはあったが、五位にこのrobotron blitzを
      推してみた。他にすばらしいゲームは山ほどあるとは思う。
      しかし、ストイックかつシンプルな内容故か、新しい攻略を考え、
      再度プレイしてしまう。
      結局何の糸口もつかめていないが、最近の日本のゲームには元気がないと
      海外から言われている現状をなんとなく感じた気がした。
      意味無く熱い。自分でもそんなゲームを作っていきたいものだ。
      ちなみにBGMがすこぶるいい。プラス要素の一つ。